農業特別専攻科
令和7年度入学生募集について
令和7年4月に富良野市内の高校2校が統合し、新設校が富良野緑峰高校の校舎に設置されることが決まっております。その際、農業特別専攻科は新設校の農業特別専攻科として、存続いたします。
令和7年度は『新設校』農業特別専攻科の学生募集となります。
自家の農業に従事しながら専門的知識と技術を学びたい方を募集しています。登校日数は1年間で約70日。農繁期の4月~10月までの登校日数は約30日になっており、農作業に支障なく学ぶことができます。
- 修業年数
- 2年間
- 募集人員
- 20名(男女共学)(予定)
- 出願期間
- <1次>令和7年(2025年)1月 9日(木)午前9時から
令和7年(2025年)1月17日(金)正午まで
<2次>令和7年(2025年)2月12日(水)午前9時から
令和7年(2025年)3月14日(金)正午まで
※(土日、祝日、3月1日~3月6日を除く) - 検査日
- <1次>令和7年(2025年)1月31日(金)10時
<2次>令和7年(2025年)3月25日(火)9時 - 受検場所
- 北海道富良野緑峰高等学校
- 選抜方法
- 作文及び面接並びに出願書類の審査により総合的に行う
- 合格発表
- <1次>令和7年(2025年)2月7日(金)
<2次>令和7年(2025年)3月27日(木)
本人に通知する - その他
- 入学願書などは富良野緑峰高校農業特別専攻科に請求してください。
出願手続きなどに関する補足資料は
こちら(pdf 197KB A4版縦2ページ)
北海道富良野緑峰高等学校 農業特別専攻科
(電話・FAX 0167-22-2594)
専攻科のキーワードは、「農業後継者の育成」
学科目標
高等学校卒業後、農業経営及び農業に従事する者に対して、より高度な農業教育を施し、近代的農業経営者としての高い教養と専門的知識・技術の深化を図るとともに、新しい時代の農業経営を推進しながら、発展させることのできる有能な農業人の養成を目指します。
重点目標
- 営農を行いながら学業を継続する意義を理解し、自らを高める態度を養います。
- 高い教養と専門知識・技術の深化を図り、新しい時代の農業経営を推進し発展させる農業人を目指します。
- 地域の将来を担う農業経営者としての自覚を持ち、地域の有為な形成者としての資質の確立を目指します。
設置学科・定員
- 学科:園芸科学科(男女共学)
- 定員:20名
- 修学年限:2ヵ年
特色ある学習
- 巡回指導
- 年間約70日の登校日以外は、自家での営農になります。そこで、専攻科の教員が学生の家を月1~2回のペースで巡回します。 学生から作物の生育や作業状況を聞いたり、生育障害・病害虫に対する疑問・質問等があれば対応策などをアドバイスします。
- 専攻学習
- 自家の栽培圃場の土壌分析を行い、分析をもとに施肥算出方法を学習します。また、学生の実態に即した課題を設定し、課題解決に向けたプロジェクト学習や将来必要となる経営計画の作成方法などを学びます。
- 特別授業
- 各分野の専門家の方々を招いて、講義していただいたり、実際に試験圃場などを視察するなど、より専門的・実践的な知識が身に付くような授業を展開しています。
専攻科の年間行事
年間を通じての登校日数は74日(令和6年度)。その他は在宅での学習になります。
- 月(登校日数)
- 行事内容
- 4月(8日)
- 始業式、入学式、対面式、プロジェクト計画発表会、健康診断、学生自治会総会、特別授業、巡回指導
- 5月(2日)
- 巡回指導
- 6月(12日)
- 視察研修(道央方面)、特別授業、巡回指導
- 7月(4日)
- 巡回指導、視察研修(修了生合同研修)
- 8月(2日)
- 巡回指導
- 9月(4日)
- 視察研修(上川方面)、巡回指導、埼玉県農大生との交流会
- 10月(5日)
- 土壌分析
- 11月(12日)
- 視察研修、特別活動、特別授業、道外農事研修(2週間)
- 12月(10日)
- 農業先進地視察
- 1月(11日)
- 特別授業、プロジェクト発表会
- 2月(2日)
- 考査、経営強化ゼミ、自治会年度末総会
- 3月(2日)
- 修了式、巡回指導、終業式、就農激励会
専攻科の令和6年度諸経費
1年目
- 費目
- 金額
- 入学金
- 2,100
- 授業料
- 32,400
- 図書費
- 2,200
- 実験実習費
- 6,000
- 振興会入会費
- 2,000
- 振興会費
- 12,000
- 研修費
- 16,000
- 共済掛金
- 1,930
- 自治会会費
- 6,000
- 学級費
- 2,470
- 合計
- 83,100
2年目
- 費目
- 金額
- 授業料
- 32,400
- 図書費
- 2,200
- 実験実習費
- 2,200
- 振興会費
- 12,000
- 専攻科修了生会費
- 2,000
- 研修費
- 14,000
- 共済掛金
- 1,930
- 自治会会費
- 6,000
- 学級費
- 1,270
- 合計
- 74,000
※ 各自治体では授業料等助成事業や就農支援制度が設けられ、専攻科の学生は対象になります。
例:富良野市在住者の場合
助成額の上限、1年次10万円、2年次30万円が支給されます。
上富良野町、中富良野町、南富良野町などでも同様の事業・制度が設けられていますので、各役場、農業機関にお問い合わせ下さい。
同窓会
総代会
(次期総代会は令和8年1月に開催予定)
活動記録
最新の活動記録はfacebookで公開しています
- https://www.facebook.com/furanosenkouka
(facebookのページが表示されます。) - 専攻科facebook運用ポリシー
(pdfファイルが表示されます。)
学習内容
専攻科の令和6年度教育課程
教科目 | 単位数 | 1年 | 2年 | 備考 | |
---|---|---|---|---|---|
共通科目 | 基礎作物学 | 2 | 2 | 登校学習 | |
土壌肥料学 | 2 | 2 | 登校学習 | ||
農業簿記学 | 2 | 2 | 登校学習 | ||
農業経営学 | 2 | 2 | 登校学習 | ||
農業経済学 | 2 | 2 | 登校学習 | ||
農業環境学 | 2 | 2 | 登校学習 | ||
農業情報処理 | 2 | 2 | 登校学習 | ||
農業機械学 | 2 | 2 | 登校学習 | ||
専攻科目 | 園芸経営学Ⅰ | 6 | 6 | 登校学習 | |
園芸経営学Ⅱ | 6 | 6 | 登校学習 | ||
営農実践Ⅰ | 10 | 10 | 在宅(9)・登校学習(1) | ||
営農実践Ⅱ | 9 | 9 | 在宅(8)・登校学習(1) | ||
土壌分析 | 1 | 1 | 登校学習(短期集中) | ||
特別活動 | 2 | 1 | 1 | 学生自治会活動等 | |
合計 | 50 | 26 | 24 |