園芸科学科
「農を学び可能性の種をまく」
「農業と食、環境」を中心に園芸作物の栽培や流通、活用を学びます。
農業実習ばかりやっているのですか?

1年次は約30%(35時間中11時間)が農業科目となります。農業科目の全時間を実習に充てているわけではなく、座学と実習をバランスよく展開しています。
卒業後の進路はどうなっていますか?

2019年度の実績は、就職が58%、進学が42%となっています。 農業系への就職や進学だけでなく、幅広い進路選択をしている傾向があります。また、本学科からも4年制大学、短大、専門学校などへ進学する生徒もいます。
特にやりたいことがみつからないのですが・・・

園芸科学科は、農業を通して生徒の可能性の種をまき、未来に花を咲かせる学科です。 日常の学校生活の中にたくさんの可能性が詰まっています。それを自ら掴み取ると、きっと何かが見つかるはず!
取得できる資格
- 日本農業技術検定(2・3級)
- 食品衛生責任者
- 農業簿記検定(3級)
- 危険物取扱者
- アグリマイスター
- ガス・アーク溶接(隔年実施)
- ビジネス文書実務検定(1~3級)
- 情報処理検定(3級)
- ICTプロフィシエンシー検定(P検)
- 簿記能力検定(3級)
授業スナップ
園芸科学科の専門科目
農業の各分野に共通する内容をもつ科目
- 農業と環境
- 世界の様々な地域の農業を知り、プロジェクト学習の取り組み方や農業生産の基礎を学習します。
1.暮らしと農業
2.農業生産の基礎
3.環境の調査・保全・創造
4.農業学習と学校農業クラブ活動 - 課題研究
- 各班で農業に関するテーマを決めて調査・研究を進めていくプロジェクト学習です。
1.調査研究実験
2.作品製作
3.産業現場等における実習
4.職業資格の取得
5.学校農業クラブ活動 - 総合実習
- 農場管理実習・草花実習やプロジェクト学習を行います。
1.農業の各分野に関する総合的な実習
2.農業の産業現場等における総合的な実習
3.学校農業クラブ活動 - 農業情報処理計
- 日常生活や農業分野などで必要とされる基礎的・基本的な情報活用について学びます。
1.産業社会と情報
2.情報モラルとセキュリティ
3.情報技術
4.農業情報及び環境情報の活用
5.農業学習と情報活用
農業の経営と食品産業に関する分野の科目
- 野菜
- 野菜の生産と経営に関する基礎的・基本的な知識や技術について学習します。
1.野菜生産の役割と動向
2.野菜の特性と栽培技術
3.野菜の生産
4.野菜経営の改善
5.野菜生産の実践 - 草花
- 実際に各種の草花栽培をする中で、学習した知識と技術を品質・生産性の向上や、経営改善を考える科目です。
1.草花生産の役割と動向
2.草花の特性と栽培技術
3.草花の生産
4.草花経営の改善
5.草花生産の実践 - 農業経営
- 簿記の記帳方法と農業経営に関する情報の処理について学習します。
1.農業の動向と農業経営
2.農業経営の管理
3.農業経営の情報
4.農業経営の会計
5.農業経営の診断と設計
6.農業経営の実践 - 食品製造
- 食品の特性と加工方法や衛生管理について学びます。
1.食品製造の意義と動向
2.食品加工の原理と方法
3.食品の特性と加工
4.食品加工と衛生管理
5.食品の変質と貯蔵
6.機械と装置の利用
7.生産管理の改善
8.食品製造の実践
ヒューマンサービスに関連する分野の科目
- グリーンライフ
- 地域の特色をいかしたエコツアーや農家レストランなどの地域と連携した農業経営について学びます。
1.農山村社会の変化と地域社会の再編
2.グリーンライフの概要
3.地域資源の発見・保全・活用
4.グリーンライフ活動の実践
5.グリーンライフ活動
学校設定科目
- 園芸デザイン
- 園芸作物の利用を通じて、自然に対する興味・関心を高め、アレンジを通じて美的センスを高める事を目的とします。
1.園芸作物とは何か
2.ドライフラワーの実際
3.ドライフラワーの栽培
4.生活と草花の利用
家庭科科目
- フードデザイン
- 栄養・食品・献立・調理などに関する知識・技術を学びます。
1.日本の四季、伝統にそった食事を理解する
2.日本の食糧事情の現状
3.おいしさに関わる要素を理解